お墓を知る
古代神話では「死者をお祀る」(後代の供養)として、その後の風習では「死者と出会って、心いくまで会話を交わす」という意味を持っており、お墓での供養によって、「ご先祖様が恩恵をもたらしてくれるという」考えが根付きました。
現在でも、お墓は故人を偲び、お祀りする場所ということには変わりなく、お墓は家族の「心のよりどころ」になる大切な場所なのです。お墓参りを行う意味だけでなく、お墓参りの一般的な作法をご紹介します。
point 1
お墓参りの前にまずお寺の本堂のお寺のご本尊像のお参りをすませてからにします。時間がない場合もせめてお寺のご住職にご挨拶ぐらいはしたいものです。 公営や民間の霊園は宗教自由のところがほとんどですので、ご本尊像へお参りをしなくても大丈夫です。
point 2
近況報告や日頃の感謝の気持ちを伝え、心を込めてお祈りしましょう
お墓参りには特別な作法はありません。先ずはご先祖様に感謝して手をあわせましょう。
point 3
たわし(金たわしはお墓を傷つけてしまうので、「かめの子たわし」が良いと思います)・歯ブラシ・ほうき・雑巾・バケツ・ゴミ袋、軍手など。お掃除の際には、中性洗剤や研磨剤が入った洗剤は墓石を傷めますので使用しないで下さい。
お供え物としては、お花・菓子・果物・飲み物など、お参りするために数珠・線香・ろうそく・ライターなどあれば良いと思います。当社でもお客様専用の手桶セット(家紋入)や香皿、花立なども販売しております。
※手桶やひしゃくなどは、お寺や霊園で貸して頂ける所がほとんどです。